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サーマクールのメカニズム
レーザーや光の治療は、電磁波ですが、高周波は電磁波ではありません。
(レーザーは単一波長、光はさまざまな波長が混ざっている)高周波は体に電流をながして(電子を流して)、その抵抗値により熱を発生させます。
熱は、表面の皮膚から真皮層あるいは皮下組織の上層まで発生します。
深さは表面から、2.5~3.0mm付近です。
皮膚は表面の表皮(約0.2mm)と深部の真皮(0.6~3mm平均2mm)に分かれますが、サーマクールは高周波エネルギーが深部の真皮へ行くことによって、高周波エネルギーは熱エネルギーに変換されます。
その熱エネルギーによって真皮内にあるコラーゲン(タンパク質)が熱変性し、コラーゲンそのものが縮みます(収縮します)。
例えて言うと、肉や魚や野菜などに熱を与えると、各タンパク質の熱変性がおこり、身が「ギュ」っと引き締まります。
皮膚のひきしめはこの原理と同じです。